2024年度のスポーツジム等を含むフィットネス市場は7100億円と過去最高を記録。
そのなかで、フィットネス市場の競争は激化しており、多様化している顧客のニーズに対応できるジム経営が求められています。
そこで、今回こちらの記事では、ジム経営の売上を伸ばすための物販やサブサービスの導入術について詳しくご説明します。
ぜひ、この記事を参考にしていただき、LTV向上とジム経営の収益アップにつなげていきましょう。
ジム経営の主な収入源
一般的にジム経営は、会員が支払う月額費用が主な収入源になります。
そのため、会員がジムに通い続けている間は収益を望めるため、毎月安定した収入が得られます。
しかし昨今、ジムやプールなどが備わっている総合型のフィットネスジムの会員数は減少傾向です。
一方、24時間営業とセルフジムの店舗は増加傾向にあります。
これらの背景には、自分の都合に合わせて通いたい人や通う目的が増えてきているなど、顧客のニーズの変化が考えられます。
(参考;ジム経営は儲からない?年収やフランチャイズを成功させる6つのポイントも解説)
ジム経営のサブサービス導入の必要性
ジム経営の収益アップに直結するのが、既存のメニューに加えたサービスの提供です。
既存のトレーニングマシンや設備を利用しながら、それに準じたジム物販やサブサービスの導入が収益アップに貢献します。
これらのサービスを充実させることで、顧客単価アップや他社との差別化が実現します。
また、サブサービスの充実は顧客から選ばれるジムとしても存在感を高めることができるでしょう。
(参考;【ジムのおすすめ集客方法とは?】業界の現状や集客を効率よく行うおすすめな方法もご紹介)
(参考;「フィットネスクラブ・スポーツジム」業界動向調査 (2024年度))
売り上げを伸ばす物販・サブサービスの種類
次に、ジム経営の収益アップにつながる物販やサブサービスの種類をご紹介します。
・物販
・オンラインサービス
・レンタルサービス
・セミナー開催
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
物販
物販は利益を生み出せるだけではなく、顧客にとってもメリットが多い販売手法の一つです。
一般的には、プロテイン販売などサプリメント収益が主流です。トレーニング後のリカバリーや体力回復として役立ちます。
また、ジムウェアやトレーニングウェアを販売することも有益です。利用者が手軽に通いやすいジムは収益アップにつながります。
なお、物販を成功させるには、一貫した戦略や在庫管理など管理方法も重要です。
自宅で活用できるようなフィットネス関連のグッズは人気があり、在庫管理にも比較的場所を取らないため、おすすめです。
(参考;ジム経営者必見!
オンラインサービス
オンラインサービスは、ネット環境があればどこでも始められるため、利用者に人気が高いサービスの一つです。
トレーニング動画販売など、トレーニングの流れや成果を直感的に伝えることで視聴者の関心を引くことができます。
また、SNSを活用してジムのトレーニングの魅力を発信することで、ジムでしか得られないメリットを伝えることもできます。
特に、ジムにある専用マシンを活用した筋トレ方法や、トレーナーによるフォームチェックの解説動画は運動初心者に対して効果的です。
(参考;オンラインフィットネスとは?メリット、デメリット、おすすめを徹底解説!)
レンタルサービス
レンタルサービスとは料金を支払うことで、一定時間ジムを貸しきることができるサービスです。
個人経営でジムを開業する場合は、家賃やマシンの購入費など、多額の費用がかかります。
その点、レンタルジムを利用すれば、それらの費用を抑えることができます。
特に女性の方や運動初心者の方にレンタルジムは人気があります。周りの目が気にならないことで、安心してトレーニングに集中できるのが理由です。
また、利用者にとっても自分が使いたいトレーニングマシンが使いたい放題であることもレンタルジムの大きな利点です。
最近では、個人で活動するパーソナルトレーナーやヨガなど、フリーランスの活動場所としてもレンタルジムの利用が注目されています。
(参考;現在人気急上昇!レンタルジムを利用する4つのメリット)
セミナー開催
セミナー開催は、集客とジムの収益向上につながる有効な手段の一つです。
セミナー開催は、既存会員の満足度向上に役立ちます。
トレーニングスキルの提供や専門的な知識を習得できる場を提供することで会員の満足度を高めます。
また、セミナー開催は新規顧客獲得やジムのブランドイメージ向上にも効果的です。
なお、セミナー開催を成功させるにはターゲット層に合わせたテーマ設定が大切です。
顧客のニーズに合わせたテーマを選びながら、SNSやホームページなどを活用して集客を行いましょう。
まとめ
ジム経営の収益アップには、顧客のニーズに合わせたサブサービスを用いた方法を活用することが効果的です。
今回、ご紹介しましたジム経営の収益アップ方法を参考にしながら、ジム経営の成功にお役立てください。
また、サブサービスのなかでも、ジム経営の追加収益モデルとして注目を浴びているのがレンタルサービスの活用です。
そこで最後に、現在レンタルジムとして実績を上げているACCESS GYMをご紹介します。
ACCESS GYMはレンタルジムスペースになるため、利用者に貸し出すことでオーナーとして収益が見込めます。
利用者の貸し出しも個人だけではなく、グループやパーソナルトレーナーに貸し出すなど展開は自由可能です。
ぜひ、顧客のニーズに合わせたサブサービスを提供しているACCESS GYMを参考にしながら、ジム経営を成功させましょう。
(参考資料)
文中記載