1日のなかでトレーニングをする場合、朝と夜トレでは効果が変わります。
そこで、今回こちらの記事では、朝と夜で変わるトレーニング時間の効果について詳しくご説明します。
また、朝トレ・夜トレに共通する効果を高めるコツについてもご紹介します。
ぜひ、こちらの記事で運動効果比較をしながら、時間別筋トレメリットを確認していきましょう。
朝トレのメリット

始めに、朝トレのメリットについてご説明します。朝トレには、下記のようなメリットがあります。
・筋肉増強
・代謝向上
・自律神経の調整
それぞれ詳しく見ていきましょう。
筋肉増強
朝トレを行うことで、筋肉を増やして強い体を作ることが可能です。
それには、筋肉増強にはホルモンであるテストステロンが関係しています。
テストステロンは男性にとって筋肉増強の代表的なホルモンになるため、筋肉の成長には欠かせません。
このテストステロンは、一日のなかでも朝の時間帯に多く分泌されると言われているため、朝トレが効果的になるのです。
(参考;朝の筋トレ)
代謝向上
朝トレを行うと、全身の血行が促進されるため基礎代謝を高めることが可能です。
朝から運動をすることで交感神経が刺激されて、血行が良くなります。
すると、血行が良くなることで基礎代謝が高まるため、エネルギー消費がしやすくなるのです。
また、一日の消費カロリーが増えるためダイエット効果も高まります。
(参考;朝の筋トレ)
自律神経の調整
朝トレは、自律神経のバランスが整いやすくなるため、1日の体内リズムを調整することが可能です。
自律神経には、体の活発な状態で働く交感神経と、リラックスした状態に優位になる副交感神経の2種類があります。
朝は、睡眠時優位になっている副交感神経から、起床後の活動に向けて優位になる交感神経へ入れ替わる大切な時間帯です。
そのため、朝に体を動かすことで、交感神経へのスムーズな切り替えが可能になるのです。
また、朝トレは頭も活性化されるため、仕事や勉強のパフォーマンス向上にもつながります。
(参考;朝の運動は実はメリットがたくさん☆彡朝のちょいトレで一日をスタート!)
夜トレのメリット

次に、夜トレのメリットについてご説明します。夜トレには下記のようなメリットがあります。
・睡眠の質向上
・ストレス解消
・成長ホルモン分泌
それぞれのメリットを見ていきましょう。
睡眠の質向上
夜トレで体を適度に動かすことで、寝つきがよくなり、睡眠の質が高まります。
寝る前の運動は体温が一時的に上がるため、体温低下の幅が大きくなることで、眠気を感じやすくなるのです。
なお、ここで気をつけたいのが寝る前に行うトレーニングの時間帯です。
寝る直前の激しい運動は逆に体を活発にさせてしまうため、寝る3時間前のトレーニングがおすすめです。
(参考;寝る前の筋トレはダメって本当? 寝る3時間前に終えると◎プロが対策を伝授)
ストレス解消
夜トレは、精神的な緊張をほぐす効果が期待できるため、ストレス解消につながります。
1日の仕事や日常生活で蓄積されたストレスは、その日のうちに解消したいものです。
そこで、夜トレを行うことでセロトニンやエンドルフィンなど、幸せホルモンが分泌されやすくなります。
その結果、心身ともにリラックスした状態になるため、ストレス解消に効果的です。
(参考;筋トレは朝・夜いつやると効果的?おすすめの時間帯は?)
成長ホルモン分泌
夜トレを行うと、成長ホルモンの分泌を促進する効果が期待できます。
成長ホルモンは、コラーゲン繊維の修復を促し、骨や筋肉、皮膚を健康に保つ働きがあります。
そのため、健康的な体作りにとって、成長ホルモンは骨や筋肉の成長を始め、疲労回復につながる重要なホルモンになるのです。
なお、運動後や睡眠中は、成長ホルモンの分泌が多くなる筋肉のゴールデンタイムと呼ばれています。
そのため、夜トレを行うことで、成長ホルモンの分泌を効率的に促すことが可能です。
(参考;寝る前の筋トレはダメって本当? 寝る3時間前に終えると◎プロが対策を伝授)
朝トレ・夜トレを習慣化するコツ
次に朝トレ・夜トレを習慣にして効果を出すコツをご紹介します。
・トレーニング時間を固定する
・週に2~3日の休息日
・簡単なトレーニングから始める
それぞれの習慣化のコツを確認していきましょう。
トレーニング時間を固定する
朝・夜それぞれのトレーニングを習慣にするためには、時間を固定することがおすすめです。
1日の生活にルーティンの一つとしてトレーニングを組み込むことで、自然に運動習慣が身につきやすくなります。
なお、固定化する場合は、最初から長時間のトレーニングでは続けることがつらくなる場合があります。
そのため、短時間のトレーニングから始めていき、無理なく習慣化していくようにしましょう。
週に2~3日の休息日
朝・夜ともに筋トレを習慣にする場合は、週に2〜3日の休息日を作るようにしましょう。
特に、筋トレ翌日は鍛えた箇所を休ませてあげる必要があります。
また、筋肉痛を残したままトレーニングを続けていても効果が薄れるばかりか、ケガにもつながります。
そのため、筋トレと休息日のスケジュールを立てながら、効率良く筋肉を鍛えていきましょう。
簡単なトレーニングから始める
朝トレ・夜トレともに運動初心者や運動が苦手な人は、簡単なトレーニングから始めてみましょう。
ラジオ体操や体を動かすストレッチなど簡単トレーニングから始めることで、体が運動に慣れやすくなります。
また、トレーニングの効果を高めるには正しいフォームが重要になります。
そのため、難しいトレーニングを行うよりも、簡単な方がフォームの習得もしやすくなるでしょう。
まとめ

朝トレ・夜トレは、どちらも効果的な運動時間になります。
そのため、1日の時間を有効に使いながら、無理なくトレーニング習慣を身につけていきましょう。
最後に、朝の出勤前や仕事終わりの時間を効果的に活用できるACCESS GYMをご紹介します。
ACCESS GYMは、レンタルジムスペースになるため、朝トレ・夜トレ関わらずあなただけの空間でトレーニングに集中できます。
一人だけの空間で体を動かせるため、トレーニングをしながら朝の仕事整理や、夜の仕事終わりで疲れた体をリフレッシュすることが可能です。
ぜひ、誰にも気兼ねなくトレーニングができるACCESS GYMで、朝トレ・夜トレを楽しく継続していきましょう。
(参考資料)
文中記載